diary2

2021年9月20日(月)
【9/20】
https://youtu.be/vAfeYMONj9E


このリンクいつまで観られるのか
わかりませんが
お時間ある人、興味がある人は
見てみてくださいね。

今日は政治の話になります。
苦手な人には前もってお知らせしておきます。そういう人たちにはごめんなさい。

政治のこと、や読書のこと
最近考えていることで書きたいことはたくさんあるんです。
でもなかなかうまく
文章にできないで
ブログの更新が
なかなかできていません。

でもそろそろ、少しずつは書いていきたい。

リアルなライブ活動がなかなかできない中、僕が歌詞やイベントなどのテーマでよく取り上げてきた時事問題、社会問題についても、調べたことや、知ったことを書きたい、という気持ちがあります。

それもこれから自分の作品を発表することに深く関係するんじゃないかと思っていて…。

でも書き始めるとなかなか難しくて。
うまくいきません。


この動画はアメリカ人のドキュメンタリー映画監督が、アメリカの人達にむけて「アメリカと中国が戦争をする未来がどういう結果を招くか、今現在どの位その危機が迫りつつあるのか」について(批判的に)考察した作品です。
字幕はユーチューブのアプリでつけられるような機能があると思いますので、よかったら観てみてください。


(9/22 訂正します。この映画の監督でナレーターをしているジョン・ピルガーという人はオーストラリア出身のジャーナリスト、ドキュメンタリー映画監督で、1960年代からイギリスを拠点に独立系のメディアで数々の賞を受けたベテランで、一貫してベトナム、カンボジア、中東など戦争の闇と背後に暗躍する米中などの大国の姿勢を追及して、50本以上のドキュメンタリー映画作品を制作しているそうです。きちんと調べて書くべきでした。申し訳ありません。)

現在の日本映画やテレビでは
公平なスタンスで米中関係を描いた作品はまず放映されないでしょうから。

作品自体はコロナ禍直前の時期の制作です。しかしここで描かれているのは、アメリカの対中包囲網確立の、安保政策です。
バイデン大統領の下で、さらに加速していますので、今現在の方が説得力が増しているかもしれません。

最新のニュースで報じられてましたが、アメリカがオーストラリアに原子力潜水艦を譲渡しました。核ミサイルを中国へ発射できる体制がさらに加速します。中国や北朝鮮はかなり警戒しているみたいです。対立は深まる一方、これはすでに戦争が始まりつつあるのかなあ、怖いです。

このリンクはアメリカと中国の戦争についての映画ですが、南太平洋のロンゲラップ島の人々や韓国チェジュ島の人々や日本や沖縄の人々も登場します。なぜなら米中戦争はアジアを核戦争の危険に巻き込んでしまう恐れがあるからです。

内容をネタバレするつもりは無いですが、現在のアメリカの中国を最大の敵と考えて対策をしていく、という安保政策は、オバマ大統領政権時代から始まった「pivot to Asia」という方針に基づいています。
核兵器を廃絶する、と言ってノーベル平和賞をもらった大統領が、中国に対する核攻撃を含む防衛体制を増強したのです。

つまりアメリカの軍事力をアジア太平洋地域に一番重点的に配置する。

そして同盟国にも更なる協力体制の構築を求める。

当然、日本と韓国にもその要請が
おそらく2000年代末からずっとなされていると思われます。
2010年以降、民主党の野田政権と、長く続いた第二次安倍政権の下で、対中国を仮想敵国とした安保政策が次々と強化されてきました。与那国島、石垣島など南西諸島への自衛隊配備の増強も、安保法制も、共謀罪も秘密保護法も、辺野古の新基地建設も、そして憲法改正、とくに「第9条」の自衛隊明文化の動き。

この道筋は
アメリカが中国に対して戦争をする場合に備えての、それに協力するための「環境整備」だと思います。

ちょっとひと息入れますが、知っておいてほしいのは、僕は政治のことを考えることが多いですが、それは自分が正しい答えを知ってる!とか言ってるわけでは全然ありません。みなさんにはみなさんのご意見があると思います。

僕としては、むしろこれからどうなるんだろう?と心配したり
どの方向が一番平和でいられるんだろう?と不安になっているだけなんです。だからこんな文章を書いたりしちゃうんですね。

ただその上で、一つだけ確信があるのは、日本政府やアメリカに好意的なメディアが煽っている「中国脅威論」は、公平な考えではない、世論をミスリードしているんじゃないか、という疑いの気持ちです。

なぜそれを疑うのかというと、それが
あまりに「100パーセント中国が悪いから」という論理で語られるからです。
客観的な情報に基づく分析ではなくて。
ほんとうは対立する二人の関係には
双方に言い分があり、どちらかが100パーセント正しいということは、考えにくいのに。


もっと相手側に立った見方もしないと
よりよい結論が出ないんじゃないかと。

「中国が戦争しようとしているから
アメリカも対抗する、だから同盟国の日本も軍備を増強する」
いう論理以外は全部「反日」みたいな感じで排除しようというような空気を感じますが、それでは平和的な対話の余地がなくなってしまう。外交ではなく武力でケリをつけるしかない、となるんじゃないか…。


コロナ禍で、米中はさらに対立を深めているようです。経済摩擦や、香港の民主化、台湾を巡る対立、北朝鮮のミサイル開発、東シナ海や南シナ海の領海問題での対立。

このまま日本はいつかアメリカと中国の戦争に巻き込まれるでしょうか…。

これから選出される次の自民党総裁やつぎの首相の口からも、選挙戦でも与野党で安全保障の問題が語られるかもしれません。

防衛費を増大して、中国の脅威に備えなければ!という主張がさらに語られるようになるかもしれません。

日本のこれから。
僕たちの社会のこれから。
日常生活のこれから。

選挙になるとそういうことを
考えてみなさん投票に行くと思うんですが
日本の国際関係のこれから
はとても大事に考えてほしいなと
思うんです。
中国を敵視する人達に投票することが
どのくらい戦争の危機を近づけてしまうのか、を考えてほしい。


残念なのは、自民党総裁候補達も、
野党第一党の立憲民主党の枝野代表も
どちらも「日米同盟関係を重視する」という姿勢であるので、対立軸が見えにくいです。だからどちらが憲法改正に積極的か、慎重か、対中関係に強硬路線なのか、対話路線なのか、などの見方で判断するのがいいのかなと思います。

いま防衛省は防衛予算の大幅な増額を勝ち取るために、世論に影響を与えるような著名人やユーチューバーの発信力を利用しようとする政策をはじめているそうです。日本を巡る安保状況が厳しいと発信してもらおうと。

おそらくお金もばら撒きながら。
そういうのに騙されるのも怖い話です。


僕は中国の肩を持とうとは思いません。中国共産党というのも恐ろしい独裁政権だと思っています。現在の国力はアメリカや日本より強くなっているかもしれないです。日本との外交関係はなかなか円満にはいかないかもしれない。

でもいま日本の領海近くや東アジアで
中国軍と自衛隊、米軍との緊張関係が切迫しているのは、中国の覇権主義というのは、あまりに一方的な話だと思っています。それは双方の軍備増強に問題がある。

アメリカとも中国とも
なるべくケンカしないでほしいなと
思うし、そういう知恵を持つリーダーや政治を期待しています。

そのことを僕がさらに長々と説明するより、このリンクの映画をご覧いただくとよくわかるんじゃないかと思いまして、ご紹介してみました。


9/20^15:43
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