diary2

2023年10月31日(火)
【「関東大震災から100年を前にして」(2023.8月記す)】
「関東大震災から100年を前にして」(2023.8月記す)

1

現在自分のやっていることに
全く自信が持てないですし
続けられなくなりそうだと
感じます。

ちょっと意味わからないと
感じられるかもしれないけれども

むかしから僕の中には
小さな「歴史修正主義者」がずっと存在しています。
自分の考えや行動に対して
いつも疑問を唱えます。
社会が右傾化したり、再び戦争へ向かうことも仕方ないと受け入れて順応しろと言うのです。

「おまえが過去の戦争に物を言えるはずない、言わない方がいい」
「おまえが沖縄の戦跡や基地に行っても意味ない」
「おまえには朝鮮人の知り合いも友達もいないのに、慰霊碑に行っても何もならない、逆に失礼だろう」
「おまえだって大雨や激しい雷雨や震度3とか4の地震でも、冷静さを失ってうろたえるじゃないか?100年前の大地震の被災者たちが、流言に惑わされたことを批判することはおかしいだろう?自分だってその場にいたら、同じことをしたのじゃないのか?」

などなどです。
他にも治安維持法や強い軍国主義の時代に兵士たちには社会主義やアナキズムへの残虐行為の個人責任追及をするべきじゃない、などなど。

仮に僕が何かのイデオロギーや抵抗組織に属していたら「覚悟が足りない」「反動的な人物」と言われても仕方ないレベルです。


正直なところ僕は政治や市民運動による社会的公正の実現や善意を信じ期待する反面、疑ったり諦めている部分も大きいのです。自分もこれまで身の周りで力のある人や会社組織の陰にかくれて生き延びてきた自覚と後ろめたさもあり、自分の考えを主張するライブやイベントの場では、自分自身の生活の現実についてはつい隠蔽しようとしたがります。


2


何が言いたいかと言うと
歴史修正主義者たちの動機に
僕もかなり思い当たる節があるということ。
過去の加害を否定したり
隠蔽し責任を認めようとしない心理が
理解できてしまうのです。

でもそれじゃだめだよなと
思うだけなのです。いろいろな
歴史の闇や不祥事を調べる意識は
強いと言っても、倫理観はこれほどまでぐらついて弱腰です。


このままでは
僕は支持するマイノリティとされる人とは繋がれず、嫌悪や疑問を感じるマジョリティたちに紛れ込んでいく未来しかなさそうです。

でもそれじゃだめなんです。

3


やはりこの国は
「日本人は過去も未来も
間違えてなかったし、間違えないし
異論やそれを覆すような歴史的事実は認めない」という考えが強すぎます。


だけどそれは無理がありすぎます。
なぜならそれは本当に起きたことの
否定でしかないからです。

だから彼らは証拠になるような場所、証言、文献、それを保存、復刻しようとする人たちを匿名で執拗に攻撃し、権力の手を使って破壊し、消してしまおうとしています。

その端的な一例が
「関東大震災時の朝鮮人虐殺、社会主義者たちの虐殺」を認めようとしない、疑義を唱える一部の東京都職員、都議会議員や小池都知事とそれを後押しする一般の人々の姿勢です。

痕跡がなくなれば、事実もなかったことにできると思っている。
そんな考え方の民族やその子孫に
未来があるとは思えません。
どこかでその所業を償わさせられる日が来るでしょう。

先人たちも後世の子孫のわれわれが受け入れがたいほど、残酷な所業をしたことのも歴史的事実で、それを認めて、その反省を忘れずに、次世代に語り継ぐべきです。

その勇気が周辺国との理解や良好な外交関係を生み、国際社会の平和につながり、真の尊敬や信頼を生み、未来の日本人が安らかに暮らすことにつながると思います。


4


多数派に対し「でもそれじゃだめなんだ」と
言うこと、思うことは
無意味ではないと
信じてみることから
始めるつもりです。

この世界は

この国は

隠された闇が多すぎるし
さらにそれを隠そうとする人が多すぎる

このままじゃだめなんです。

ずっと病んだまま
ずっと歪んだまま
ずっと分かり合えないまま
ずっと憎み
ずっと殺し
ずっと監視し
ずっと隠し
ずっと何も言えない
未来が来る

このままじゃだめなんですよね。


10/31^13:32
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