2024年1月1日(月) 【2024年1月1日】 年の瀬、新年を前に 思うことの最初のひとつに 大きな災害が起きないといいなということはおそらく2011年以来ずっと 続いています。 それが今年は元旦から 能登半島で起きてしまいました。 被害に遭われた方々は 正にこの瞬間もそのショックと恐怖とたたかっていると思います。 そして被災地以外に住む自分や 他の人々は、かつての各地の災害の時と同じく、自分に何ができるか、どういう手助けができるか、をずっと考える日々が続いていきます。 日本という国は災害に見舞われやすい地理的条件、自然環境の中にあり、気候変動の影響でさらにその不安は深刻化していますから、いつ何が起きてもおかしくないという環境の中で生きていると感じます。 だからこそ災害時には 互いに助け合う姿勢が大事だと思います。 しかし2011年の東日本大震災以降特に、顕著になっていると感じるのは 大災害時に、それが様々な社会問題や政治的課題や安全保障の問題、果ては憲法改正のようなテーマについて 様々な意見を言うこと、議論をすること、政府や自衛隊への批判すらも抑圧したり、社会批判をやめるような同調圧力が俄然勢いを増してくる傾向があります。だからこそそこで社会的マジョリティに対抗する、反対したり不安を与える存在を排除しようという動きも同時に起きてしまいます。 101年前関東大震災時にはそれが 日本の歴史上稀に見る残酷な形で表面化したことは、僕は昨年とことん学びました。 ですから2024年が新年からこの大きな災害から始まったことが、同じような災害への恐怖と不安だけでなく この先、社会の中で、「がんばろう日本」のような同調圧力が再び繰り返され、それに賛同する姿勢が消極的だったり、災害以前から追及してきた社会問題について発言すると、批判されたり攻撃されたり排除しようとする 風潮が高まってくることを心配してしまいます。今年は政府与党と野党の一部が憲法改正やその中に緊急事態条項を盛り込むことを狙っていると言われますので、その懸念を感じることも含めて、このタイミングで、大きな災害が起きたことに、とても強い衝撃を受けています。 [コメントする] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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