2024年1月28日(日) 【2024年1月28日】 1/27 (sat) Blowin' new soul「fun gumbo 2024」 岡村釦セットリスト 1 桐島聡のバラッド 2 冬空 3 かきたかったきょく 4 日本人という幻想 (すべて新しい書き下ろし曲です) ライブをして、日記を書いて ネットで公開することを 好んでした時期もありました。 ライブに集客が出来ず しかしネットでライブの内容を 読んでくれる人がいる状況が 納得行かない時期もありました。 現在はもう少し違う 心境です。 僕が月一ペースで行うライブというのは、演奏や歌のクオリティや完成度のレベルでは著しく貧弱なもので、お金を払って聴いてもらう次元の表現ではないと思っています。 しかしそれとは別に 世の中には、どんな国のどんな地方の小さな舞台であれ、誰もが表現をする場を設ける権利が認められていて、さらにそれは活発に行われるべきものだと思っています。ですからBlowin' new soulのようなアマチュアミュージシャンでもオリジナル曲であればライブをさせてくれたり、作品を販売してくれる場はすごく貴重で重要だと思うのです。僕が出演するいわばレビュー形式で7組くらいのアマチュアミュージシャンで組まれたプログラムに、入場料が発生するのは、まさにその場を継続するためにお店のために払われる料金だと理解しています。 ですから僕は 月一ペースでライブを継続し 自作曲を歌っていますが それは僕の考えていること 自分が調べて学んだことを その小さな舞台を観ている方々に 伝えたいというのが現在の目的であります。 むしろ現在の僕が生きている時代状況というのは、特に公の機関によって 「国民の知る権利」というものが著しく抑圧、阻害されています。 当然公開するべきものが、公の機関の内部で秘密裏に行われる、それに正当な理由もなく、という事例が次から次へと繰り返されています。 そしてもっと危機的なことは、公権力のウォッチャーであるのが社会的な役割であるはずのマスメディアが そのような状況に対して、反論せずに、むしろ肯定的に従属していることです。マスメディアがかつて果たしていた大事な役割を放棄しているのです。 その状況の中で生きているということは、つまり自分の生命や思想や言論の自由や生存権などが、公権力に侵害される時に、反論したり反対を表明する機会が全く与えられないことを意味します。その危機を報道などで知ることができない、という恐ろしい状況にいるということです。 自分が50代の男性であること、それは このような社会の変化に責任がある世代ということで、痛恨の極みです。 さらにマスメディアの恐ろしさは 実はそのもう一つ次の段階です。 そのように自分のいろいろな権利が抑圧され阻害されている状況を見えづらくして、平穏無事な日常が展開されているかのような印象操作を特に地上波テレビを通じて行っていること。 いつのまにか今は特別危機ではない、と錯覚させられてしまう。肝心な情報がシャットアウトされている中で生きているということです。 むしろインターネットが発達して SNSなど多様なコミュニケーションのツールがある時代なのに、重要な情報が入ってこなくなったのはなぜか、ということを僕も常に考えていますが、それはやはり批判することがタブー視されたり、バッシングされたり揶揄されたりしてきたことがあると思います。 政治権力を批判する 格差社会を批判する 特定の業界の支配的な構造を 批判する ヘイトスピーチを批判する それらの批判精神を失ったら その結果すべて上から下へ どんなに問題があろうとも物事が決められ強制される社会が 出来上がります。 つまるところ自分で おかしいと思うことは自分から声を上げて批判する、情報を自分で集めて、過去の資料を調べて勉強し、シェアするという姿勢を必要とする時代に生きていると思うのです。 自分自身がメディアであることができる時代。 アマチュアミュージシャンの集い、しかも自作曲をやる場所というのは、地域社会の一番端っこの方に位置する人々の思い、発言、洞察や主張を、発表したり、提示することができる、それを知ることができる場所であると思います。そこはなるべく開かれていて、誰もがアマチュアミュージシャンになれるような性質の場にしていくべきだと思います。 つまりその主体は自分自身です。 誰もが自分の意見を、考えを、メッセージを直接的に発信できる、バーチャルではない、リアルな表現の現場という可能性を持っています。 そういう場としてライブハウスを積極的に発表を続けようという思いと共に、それだけでは不十分、それだけではもはや足りない、間に合わない、そういう焦燥感もかつてなく高まっています。 もっと直接的に、社会の問題点を改善するためにたたかっている運動や表現者たちの活動に参加したり、手伝ったり、拡げるための協力をする、一人の参加者、一人のメンバーとしてのそういう行動を起こしていく段階にいるという思いを強く感じます。 僕が考える、たたかい、というものは そういう形態をとっていくと思います。 1/28^22:25 [コメントする] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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