2024年2月26日(月) 【2024年2月26日】 2024年2月24日 東区馬出ライブハウス「ブローウィン(ニュー・ソウル)B lowin' (new soul)」 「fun gumbo live」 岡村釦 曲目 1 ゴルゴダ/藤崎 2 隣にいるよ 3 席田 4 自由自治元年 今年4本目のライブでした。 まず最初に 2/17に百道西公園(福岡拘置所隣)で行われた詩人ユン・ドンジュ (尹東柱1917〜1945)の 没後79年追悼の会に参加したことや、ドンジュ の詩を読んで感じたこと、彼の藤崎刑務所(福岡拘置所の前身)での謎めいた獄死について書かれた金賛汀のノンフィクションのこと、にちなんだ「ゴルゴダ/藤崎」から歌い始めました。この曲には2月4日に天神で行われた「イスラエルのガザ攻撃の即時停止を求めるデモ」に参加したことや、その後のガザの情勢の推移なども歌詞に関わっています。 終演後ユン・ドンジュ の会に参加したことを、新しい動きをしているんですね、と質問されました。 それとは別の方から 社会情勢とか歴史問題についての 言及の多さについて あくまでそれらを音楽を通してやっているのが面白いという感想をいただきました。 これらの質問と感想をいただき返答を考えつつ、このライブに限らずですが ここ最近、いや近年ですが、徐々に募ってくる焦燥感を感じていました。 新しい動きというよりも、音楽を通じて関心のある社会的イシューを発信する、というよりも、もっと強い動機があり、理由があるのですが、今回もまた持ち時間の中でうまく伝えられずに終わったという感覚があり、先程の質問や感想も、だからこそ頂いたのかなと感じました。 僕としては、結局その場にいる人たち全員に、もう音楽だけやる状況じゃないですよ、社会のイシューに対してみんな動いた方がいいと思いますよ、ということを言いたいだけなんです。 僕は現在の社会状況というのは、一種の集団催眠というより集団無気力、集団無関心に浸潤されていて、それはもはやちょっと危険水域を越えてしまったと考えています。 意味がわからない方もおられるでしょうが、集団的な無気力、無関心というのはつまり政府と経済界が一体になってさらにメディアを使いながら突き進んでいる戦争ビジネスへの傾倒とその正当化の為の安全保障上の危機的状況のでっち上げ、あるいは過剰なまでの排外主義に対するものです。 この状況で音楽の現場、特に地方の小さな大衆文化としての音楽の現場では、どれほど社会的イシューを口にしても、ほとんど独り言にしかなり得ない、と感じています。 却って社会の危機的状況をシャットアウトして、まるで平成の中頃までのようにとにかく個人的な目線からのキレイな歌楽しい歌だけを歌う現場こそ現実逃避の酒のつまみには良いのかもしれません。 でもそんなことはやれないし、やるくらいならばやめてしまいたい。 もう首が締まりつつあり、あるいは外堀からどんどん埋められているのが この社会の言論の自由や表現の自由です。反比例的に増大しているのが無関心とヘイトスピーチだと思うんです。 2/26^22:05 [コメントする] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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